ひかりふる

Kalafina( 華麗菲娜 ) ひかりふる歌詞
1.ひかりふる

作詞:梶浦由記
作曲:梶浦由記

ひかりが
夢のような歌が
君の頬を濡らし
やわらかな空
遠くまで行く
小さな心一つだけで
まだ震える翼で

明日へ
懐かしい昨日へ
この指で結んだ小さな約束を
叶えに行こう
時の終わりで
君に会えるその日を胸に
願いだけになって
遠ざかる未来まで

私が何処にもいなくなっても
全てを照らす光の中
いつも君の側にいるから

儚すぎて
消えて行きそうな世界
だけど君がいる
それだけで守りたいと思った

静かな祈りに瞳を閉ざして
もうすぐ最後の安らぎに
届くから
眩しい朝

ひかりが
夢のような歌が
君を照らす……


2.未来

作詞:梶浦由記
作曲:梶浦由記

夢を叶えて
一人で探してた星の
同じ光を
君が見つめているだけで
いつもの夜が闇に染まる頃
走り出せるはず
一人じゃない心たちのように

明け行く空は
誰かが信じた明日を
裏切り続けて
それでも小さな祈りを
諦めないよ
届かないと泣き濡れた
君をただ抱きしめたい
側に居るよ、ずっと

そんな寂しい心じゃ
大事なものも失くしてしまうよ
少し優しい未来を信じていいんだと
かなしみを暖めてあげたい

街は静かに
君が描いた日々の中
数えきれない
夢の灯りが消える頃
いつもの夜が輝き始める
君を守りたい
一人じゃない心で行く
未来


3.Magia

作詞:梶浦由記
作曲:梶浦由記

いつか君が瞳に灯す愛の光が
時を超えて
滅び急ぐ世界の夢を
確かに一つ壊すだろう

躊躇いを飲み干して
君が望むモノは何?
こんな欲深い憧れの行方に
儚い明日はあるの?

子供の頃夢に見てた
古の魔法のように
闇さえ砕く力で
微笑む君に会いたい
怯えるこの手の中には
手折られた花の勇気
想いだけが頼る全て
光を呼び覚ます
願い

いつか君も誰かの為に
強い力を望むのだろう
愛が胸を捉えた夜に
未知の言葉が生まれて来る

迷わずに行けるなら
心が砕けてもいいわ
いつも目の前の哀しみに
立ち向かう為の
呪文が欲しい

君はまだ夢見る記憶
私は眠らない明日
二人が出会う奇跡を
勝ち取る為に進むわ
怯えるこの手の中には
手折られた花の刃
想いだけが生きる全て
心に振りかざす
願い

囚われた太陽の輝く
不思議の国の本が好きだった頃
願いはきっと叶うと
教えるお伽噺を
信じた

静かに咲き乱れていた
古の魔法優しく
世界を変える力が
その手にあると囁く
終わらない夢を見よう
君と行く時の中で
想いだけが生きる全て
命を作るのは
願い